家からほど近い「テコスロータス」そう、最近まで、いやこの写真をブログに貼るまで「テコス」だと思っていましたが、「テスコ」なんですね。全然気づきませんでした。
ロータスの裏に住んでいたので、毎日のように行っていましたが、引っ越しをして一駅先に移りました。以前から野良犬の多さは気になっていたのですが、野良犬に囲まれたことがありまして・・・。
ひざが笑うってこういうことかと。
今は野良犬とは無縁の場所に住んでます。
そもそも横から来た野良犬が襲ってくると思ったまめおが急に走り出したことが原因で、その野良犬が追いかけながら吠えた結果、そこに住み着いてる野良犬が一気に集まってきました。ざっと8匹以上は居た気がします。
そう、まめお、私を置いて走り出したのです。
あんなに速く走れたのかと、私が無駄に感心するくらいの速さと俊敏さでかけていきました。
この恨みは一生忘れることはないでしょう。
当の私は、まめおの速さと、犬の多さに圧倒され、無事コンドミニアムに駆け込んだまめおは助かりましたが、肝心のまめおを追いかけていた犬達はみんなで私を囲んでいました。(コンドミニアムの敷地内に入ると警備員さんがいるので野良犬も入ってこないんです)
後ろは壁、じりじり詰め寄る野良犬。
逃げ道はない。
残すは手に持った「物干し」での格闘しかない。ここは覚悟を決めるしかない。
やるかやられるかだ。
なんて、思っていたら警備員さんが助けてくれました。警備員さんがきたら一目散で逃げていきました。すごい。と同時に、なにかあっても自分の命は自分で守るしかないという覚悟を決めた瞬間でした。
タイは本当に野良犬が多いんです。
しかも狂犬病の注射もしているわけでもないので噛まれでもしたら危ない。昼間は暑いせいか、のろのろしているのですが、夜になるととたんに元気になるし、凶暴になる。夜中の遠吠えは本当にすごい。
ってことで今回このようになった時の野良犬をの対処法を調べてみたら
持っているすべての力を使って全速力で逃げる
逃げ切れないのなら本気で戦う
しかないようです。
日本だと割かし「走って逃げない」とか「目を合わさない」とか「私はあなたに危害を加えませんという態度をとる」とか言われてますけど、よくよく思えば私の気持ちを察知してください体で、どうこうなる訳ないですよね。
うん、人間同士でも伝わらないのにそりゃそうだ。
しかも走らないとか、いざ目の前に吠えて向かってくる犬がいたらまめおみたいに全速力で走るに決まってる。
犬を飼っていたのでとてもじゃないけど戦うなんて・・・とは思うけど。
以前どこかの国で農作業中にトラと遭遇し、持っていた鎌で格闘した女性の記事をみた。
結局トラは死んじゃったけど、本気で死を覚悟した時はきっと犬相手でも本気で戦うのだろうと思う。
その時はごめんね。
そんな私たちがとった最善の策は、
地元に住んでいるタイ人の後ろをぴったりついて歩く
という手法だ。なぜか地元民のタイ人に対しては野良犬は優しい。やっぱりよそ者に対しては警戒心が強いのだろう。
一番は犬たちのテリトリーに入らないこと、入ってしまったらすぐに出ることに限るのですが、吠えられたらびっくりしてそうもいかないですよねー。
もし噛まれたら
ということで、この件を機に調べてみました。
動物に噛まれたらすぐに病院に行きましょう。しかも・・・
噛まれて24時間以内にワクチンを打ってもらう。
ことが鉄則です!
世界保健機関(WHO)によると、全世界で毎年3万5,000~5万人が狂犬病によって死亡している(図1)。狂犬病はアジアでの発生が大部分で、アジア、アフリカでは狂犬病のイヌから多く感染している。
日本では犬の予防接種は義務なので、なんとなく狂犬病に対する意識がないのですが、意外に身近な国ではあるので注意が必要です。
狂犬病に感染、発症すると100%の確立で死ぬといわれているので、とにかく噛まれたり、引っかかれたりしたらすぐに病院に行ってワクチンを打ってもらうしかありません。
犬だけではなく、哺乳類すべてに当てはまるそうです。
なので、猫や猿、コウモリなんかの動物類はすべて含まれます。
ワクチンを打ってもらうまでの応急処置としては
かまれた傷口を石鹸水でよく洗い流し、すぐに病院へ行って専門医の治療を受けましょう。 かんだ犬が、狂犬病ウィルスを持っていれば、傷口から人間にも感染します。
- 犬にかまれた - 日本小動物獣医師会
傷口から感染する破傷風もあるので、石鹸がなくても洗い流すのは大事ですね!こけた時も砂がついたら洗い流しますもんね。
海外に行く前にいくつかワクチンを打ってもらいましたが、狂犬病は「噛まれたら打ってもらってねー。」といわれました。
噛まれてから6回くらいワクチンを定期的に打ってもらうのですが、あらかじめワクチンを接種している人は回数が少なくなるそうです。ここに関しては医師に聞いてください!
本病は潜伏期間が長いので、咬傷後、傷口を丁寧に洗浄し、ワクチンを接種することで発病を十分防ぐことが出来ます。その際、0, 3, 7, 14, 30日の5回接種が行われており、場合によっては90日目に6回接種をすることになっています。
たまに旅行者で野良犬に近づいて写真撮ってる人見かけますが、とにかく野良犬や動物にはむやみに近寄らないのが一番です。
追加補足(本当かどうかの確証はありません。)
タイのツアーガイドさんから詳しくお話を聞ける機会があったので聞いてみたところ。
犬の病気(狂犬病)は例えば屋台街や、飲食店が入っている何かに囲われた敷地内にいる犬はみんな捕まえて注射を打っているから大丈夫だと言われました。
しかし、とくにそういったところではない場合の犬は危ないとのことです。
私自身その違いがいまいち把握できませんでした。
ちなみに猫はすばっしこくて捕まえられないからみんな危ないね、気を付けて!と。
まとめ
とにかくやっぱり犬にはむやみに近づかないほうがいいと思います。
どうしてもそこを通るのならタイの現地の人と通るといいかもしれません。