タイ語の勉強本っていろいろあるのですが、初めは何に手を付けていいかわからず、適当に買って結局わからなさ過ぎてや~めた!ってことありませんか?我が家には何冊かあります(笑)
英語はある程度「あ、これは基礎だな~」とかわかるけど、タイ語になると何が基礎なのかもさっぱり。今回は、タイ語ってそもそも何?タイ語やってみたいなくらいのレベルでお話していきます。
タイ語学校でスピーキング、ライティング(タイ文字)を終わらせてみて、今だからわかる「これは使えた!」「これ使ってるー!」というおススメのタイ語勉強本とともに教材の選び方をみていきましょー!
タイ語の勉強は何から始めるの?
タイ語を始める事にした場合、始める手段は二つあります!
- まずは独学
- 学校に通う(オンラインも含む)
そして、大きく分けて学習方法は二つ。
- スピーキング:会話の為の勉強
- ライティング:読み書きの為の勉強
実は、タイ文字をやらなくてもタイ語会話は可能です。
バンコクにあるタイ語学校は基本「タイ語の発音記号」というタイ文字ではなく、いわゆるローマ字読みから始めます。発音記号である程度文法をしっかり固めてから、タイ文字に移行するのがスタンダードのようですね。
なので、学校によってはスピーキングとライティングのコースに分かれているところが多く、スピーキングだけで終了する人も多いです。ライティングでは、もうタイ語がペラペラで何十年と住んでる人も、読み書きは出来ないからと同じ教室で勉強していました。
なので、いきなりタイ文字から始める必要はありません。
まずは会話ができるようになってから、ゆっくりタイ文字を始めてもOK。ある程度文章造りに慣れておくと、タイ文字を始めた時に読めてる自分に楽しくなります。
【タイ語】スピーキング
スピーキングのみの場合は、日本語の振り仮名より『発音記号』が書いてある教材で覚えていくのがおススメです。
日本語:わたしはご飯を作る
↓
発音記号:dichán tham aahǎn
ディチャン タム アーハーン
↓
タイ文字:ดิฉนทำอาหาร
発音記号(dichán~)は、英字の上に「àâáǎ」といった声の上がり下がりマーク(声調)が付いているので、à=ア→↓といった感じでそのまま読めばOK。dichán「ディチャ↑ン」だとしり上がりな感じ。
日本語にはない発音で「ɛ ə ʉ ŋ」などの母音があるんですが・・・この母音、日本人だと少し難しいんですよね、なのに区別していかないと全く通じません。
こういった発音記号を使って、声調や発音、文法や単語の基礎を固めていきます。喋るためのタイ語勉強方法です。
【タイ文字】ライティング
タイ文字(ดิฉน~)になると、文字に様々なルールが付加されていきます。
日本語:わたしはご飯を作る
↓
発音記号:dichán tham aahǎn
ディチャン タム アーハーン
↓
タイ文字:ดิฉนทำอาหาร
残念なことに発音記号を覚えても、それをそのままタイ文字の「あいうえお」に収めてていけばOKというわけではないんです。
漢字が無いので、文字の読みが変化したり、単語により使う文字が変わったりすることがあり、これが第一挫折ポイント。
タイ文字はとにかく書いて覚えるしかありませんが、44個の子音字と24個の母音、末子音・・・など基礎を覚えれば、意味は解らなくても読むことはできますよ◎ライティングは読み書きするための勉強方法です。
わたしは、発音記号からの方がタイ文字に移りやすかったです。一気に色々な事を覚えるのが苦手な人は、順序良く自分のペースで覚えられる方がおススメです。実はすでに、タイ文字は3回ほど挫折してます(笑)
よっぽど物を書くのが好きって方じゃない場合は(タイ文字はとにかく書いて覚えるしかない)てっとり早く会話から入った方が「うっっわ~!通じた~~!」なんて、モチベーション維持には最適。
まめおの場合は、発音記号やってからタイ文字とか二度手間だったと言っていました。効率的に勉強したい人は、タイ文字で一緒に文法を覚えていくのがおススメです。
【タイ語の勉強】スピーキング教材の選ぶポイント3つ
実際に中身を見て、本屋で購入・検討される方が大半だと思うので、購入する際のポイント!
タイ語学校の教材本
なんだかんだ1番おススメなのは、タイ語学校が出している教材です。学校によって進め方は様々ですが、基礎や文法、ルールがしっかりしています。また、進めやすさや覚えやすさの観点からもポイントが高いです。
CD(リスニング付き)
これかなり重要です。これからタイ語を始める人は、まずは正確な発音を知る必要があります。さらに、声調も加わるので、聞いて慣れるのが一番。同じように発音するのが上達のコツです!
この発音と声調がかなりやっかいでして、わたしも未だ注意されるし迷うのですが、この発音や声調が異なると全く違う意味にとられたり、全然通じなかったりするので、独学で始める人で周りにタイ人や教えてくれる日本人がいない人は大事なポイント!
タイ文字付き
旅行者や、会話からやりたい人におススメなのがタイ文字付き。これ・・・伝わらないときに見せれるという利点があります。※発音記号は、タイ語学習者用の為タイの方は知らない人が多いです。
ゆくゆくはタイ文字やりたいと思っている人にも、書き取り練習としてかなり使えます。
【タイ文字の勉強】読み書き用の教材の選ぶポイント
タイ語の読み書きは、基礎ができればあとはスピーキングの教材や、辞書、単語帳、中級者向けの教材を使ってひたすら単語量を増やしていきます。
なので、タイ文字の成り立ちがしっかり書いてある本がおススメ。
タイ文字初級で何冊も買うのはもったいないので1冊で基礎が完結しているのもがOK◎
タイ文字はとにかく44個の子音字(高子音・中子音。低子音のグループ分けで覚える)と24個の母音(長母音・短母音)末子音などをしっかり覚えるのがコツ。あとはタイ文字専用の教材を購入するというよりは、単語事に使う子音字や末子音が変わってくるので、長文を読みながら覚えていくのがおススメです!
先生も「毎日たくさん書く、とにかく発音しながら書いて書いて、覚えるしかない!」と言ってました。
【タイ語の勉強】おススメのタイ語教材5冊
本格的に始めたい(スピーキング)
タイの大学が作成している教材です。バンコクでも、ここに通われている方は、力を入れてタイ語を勉強してるんだな~と思う結構有名なタイ語学校です。
こちらしっかり終わらせるのが◎洩れなく基礎応用がしっかり身に付くかと思います。
本格的に始めたい(ライティング)
タイ文字基礎ならこれでOK。2まであるけど1で終わらせて、中級者向けの長文読解の本を買って、わからない単語は調べつつ進めるのがいいかと◎
スピーキングもある程度終わらせたあとは、タイ文字の読解に少し慣れてきたくらいで、長文読解に移った方がスピーキング共に上達するのでおススメです!
本格的にやる前に、ちょっとタイ語に触れてみたい
逆に「これなんですか?」「いくらですか?」「これありますか?」「このサイズありますか?」「予約いいですか?」のように『まずは、生活に困らない程度に短い会話ができるようになりたいな』って方。
または『本格的に始めるかはわからないから、ちょっとタイ語に触れてみたい』って方は、タイ文字で挫折してしまったら意味がないので、会話重視の本がおススメです。
駐在で期間が区切られている中で、学校に通うほどでもないけどちょっと知っとこレベルはこちら。
この本はわたしもタイ語学校通う前にずっと読んでいたやつです。本当に基礎の基礎、基本文の作り方、否定文、疑問文から挨拶とか生活用語や文法など、主婦が使える生活重視の本だと思います。CD付きで、声調も細かくやってくれるあたりおススメのポイントです。
もう1冊。
タイ文字&振り仮名が「ひらがな」です♡基本文があるので、あとは当てはめるだけという簡単なタイ語導入本。タイ語に楽しく触れたい人にいいかも。
まめ父がタイに来たときはめっちゃ使ってた本で、全然伝わらなくてもタイ文字が書いてあるので見せたらタイの人めっちゃ笑ってました。我が家にも1冊あります。特に、旅行者におススメですね!
2冊とも主要本としては全然ですが、とりあえず本格的にはやらないけど触りだけって人に◎
【タイ語の勉強】まとめー早く覚えたい人にー
タイ文字
タイ文字はざっと1日3時間~5時間くらい勉強して2か月かかりました。ひたすら書いて書いて、読んで読んで、調べて調べての繰り返しです。初めの何時間かは昨日の復習をして、新しい単元をやって、残りの時間は今日の復習といった感じ。購入した本を分割して決めてやっていくといいかもです♡
とにかく同じことを何度も繰り返すのがいいと思います!
今は、単語量が少ないので長文読解中。タイ文字は読めるようになりましたが、意味は半分くらい分かってないです(笑)タイ語って難しいですよね。タイ文字のルールさえしっかり覚えれば読むことは可能です!
スピーキング
スピーキングは1日3~5時間、3か月~4か月くらいです。完全にOK!とはいかないですね、まだまだ勉強中です。スピーキングはとにかく話して話して、って感じなんですが話す相手がいないので、家で勉強するときは基本タイ語を書きながら発音したり、CDの後に続いて発音してます。
このCDの後に続いて話すシャドーイングってアウトプットになっていいんですって♡皆さんもぜひー!
タイ語学校でよくやっていたのが、お題の文法を使って、今まで習った単語と文法を駆使してストーリーを作り上げる練習法!
例:友達と旅行に行きました。ソムタムを食べたその夜、わたしはお腹を壊しました。わたしは友達に「お腹が痛い」と言い、友達は私に「お腹が痛いなら病院に行った方がいいよ」と、次の日も痛かったので、友達に病院に連れて行ってもらいました。
的なストーリーをタイ語で作る、これ結構おすすめです。
タイ語の勉強ってこれといって正解がないので、とにかくモチベーションの維持が第一です!
タイ語、一緒に頑張りましょー!
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