タイの旅行で気になることと言えば「タイの電圧(変圧器)とコンセントの形状(変換プラグ)」ですよね。今回は、タイ・バンコクにある家のコンセントプラグを使って詳しく解説していこうと思います!
この記事を読むと
- タイでは変換プラグはいらないけど、物によって変圧器が必要!
- そもそも変圧器と変換プラグの違いって何?
- 何が必要で、何がいらないの?
などがわかると思います!
変換プラグと変圧器の違い
まずは、この違いについて。割と多くの方が勘違いしていることが多いので、この違いについてまとめていきます。
変換プラグとは
変換プラグとは、コンセントの差込口の形状が違う場合に、間に変換プラグを挿して使えるようにするものです。
変換プラグまたは電源プラグとも呼ばれています。間違えやすいのは「海外でも電化製品が使えるように」と良く謳われている為、勘違いして電圧まで対応してくれると思ってしまうことです。
その国の電圧に対応していない電化製品を使用しようとすると、バチっとショートを起こして家電が壊れます。
これは滞在する国により異なります。変換プラグはタイプ別に分かれている為、自分が行く国の変換プラグ(A・B・C・O・BFタイプ等)を購入する必要があります。日本はAタイプなので、同じAタイプを使用している国なら変換プラグは必要ありません。
これはコンセントの形状を変えるものであり、電圧は変わらないので注意しましょう。とっても小さくて軽く、家電屋さんでも1000円以内で手に入ります。最近では100均でも買えるようです。
価格重視
スマートさ重視
場所を取りたくない、どこの国にも対応していて欲しいなどの、バックパッカータイプの方にはこちらの平べったいタイプがおすすめ。
タイは同じAタイプなので購入する必要はありませんが、まれに本当まれに違うことがあります。我が家では4年生活をして家電は全て揃えたのですが、唯一3DS用に購入した変圧器の差し込み口が微妙に違い変換プラグを購入しました。
USBも充電できる多機能タイプ
USBの携帯などが4台同時に急速充電できるタイプ
2,300円ほどで購入できるので、カップルや夫婦で1台で済ませたい人や、カメラや携帯などUSB充電するものが多い人におすすめ。100V~240Vまで対応しているので、タイ旅行にもOKです!
タイのホテルはコンセントが変なところにあったりするので、1か所でさせる場所があると旅行には結構便利!
変圧器とは
変圧器とは電圧の違う国に行く場合に、日本で使っている家電の電圧をその国の電圧で使えるようにするものです。
それぞれの国は流れている電圧が異なります。
参考
日本だと100V~120V(世界的にも低い電圧)
タイだと220V~240V(世界的にも高い電圧)
100V~240Vの場合は全世界対応となります。
電圧とは、電気の流れる速さや量のことです。家電の電圧を確かめる方法としては、家電のコンセントや充電器、説明書、概要を見ると「100~120V」や「100~240V」「220~240V」など書いてあると思います。それがその家電が対応出来る電圧です。
例えば:日本で購入した100V対応の炊飯器を、タイで変圧器を使用せずに直接コンセントに差してスイッチを入れるとショートして壊れます。
電圧が異なる国に行って、そのままその家電が対応できる電圧以上の電圧を流してしまうと、電気の量に耐え切れずショートをおこし、家電やコンセントが壊れてしまうというわけです。
それを防ぐために変圧器を使います。
こちらはタイで購入した変圧器です。価格は700B~1,000B(2,380円~3,400円)くらいで購入しました…覚えてない。説明書はありません。←エンポリで購入
変圧器は割かし高く4,000円前後~5万、重いのが特徴です。
変圧器は、ボルト数だけではなく使用したい家電のW数にも注意が必要です。特にW数の高いヘアドライヤー(1,200Wくらい)などを使用する場合は、事前にW数をしっかり確認し変圧器を購入しましょう。
安いモノもありますが、電圧だけではなく使用するW数やV数にも対応しなくてはいけないので、長く滞在する予定なら現地でちゃんとした(重いので)変圧器を購入するのがおすすめです。
変換プラグ付き変圧器
電源タップにUSBも付いていますが、用量200Wまでなので、ヘアアイロンやドライヤー(約1,200W)、キッチン家電(炊飯器約1,000W)などは使用できません。
ノートPC、スマホ、タブレット、iPhone、iPad、デジカメなどを同時に充電可能とのことですが、タイの場合、デジカメ以外は変圧器なしで充電が可能です。
ドライヤーや炊飯器用、レンジやオーブンに変圧器が欲しい場合
1,500Wまで使用可能です。さらに上のワットまで取り扱っているようですが、重量5kg程あります。変圧器はタイでも購入可能です。
タイでは変換プラグは必要か
ここまで読んで頂いて今更ですが…先に伝えておきたいことはタイ旅行の場合は変換プラグは必要ありません。
コンセントの形(写真あり)
各国のコンセントプラグはタイプ別に分かれていますが、タイは日本と同じAタイプに分類されます。
差込口(ソケット)は何処に行ってもだいたいこのような形です。赤丸部分が一つのコンセントに使うもので、日本から持ってきたモノ(例えばiphone)なんかは黄色のやじるし部分に差し込みます。
「え、本当に挿せるか不安」なんて方は、こちら
ちゃんとさせますよ。
iphoneの場合このような感じになります。日本で買った時に付いてきた充電器です。丸い部分も3つめの部分も無視して、長方形の部分に挿します。
場所によっては(あっちのコンセントとこっちのコンセントと言ったような)挿しにくかったり、挿しやすかったり、全然ささらないこともありますが、その場合は斜めから挿してみたり、ぐりぐりしてみたりするなど、向きや挿す人を変えてみると入ります。このiphoneも撮影の為明るい場所で…と思ったのですがさすのにだいぶ苦戦しました。
他にも
これはタイで購入した延長コード(129B)です。
タイで家電を買ったときなどは、コンセント形状が丸くなっていて、その部分も使う時もあります。
3つ全部使う時もあれば、写真のように3つ目がすっぽり抜かれているものも。写真では下が炊飯器で、上が電気ポットのコンセントです。
丸いコンセントだけではなく、こういった平っべったいタイプのコンセントも売っています。若干日本と同じじゃないように見えるコンセントプラグですが、形は違えど日本のコンセントもぴったり使えます。
タイでは変圧器は必要か
変圧器は使う物により必要か不必要かに分かれます。(タイの電圧:220V~240V)
変圧器が不要な物
iphone(スマートフォン)
旅行で持っていくであろうと思われる携帯などは変圧器の必要はありません。ガラケーの場合、わかりませんが…気になる方はこちら
iphoneの充電器のコンセントのプラグ部分です。この赤色で囲ってある部分に対応電圧が書かれています。この場合は、100V~240Vと書いてあるので、このボルト内ならどこでも使用可能です。
だいたいどの商品にもコンセントに書いてあるので、心配な方はしっかり確認しておきましょう。※ガラケーの場合は対応していないんじゃないかと思います。電源コード部分を確認してみてください。
旅行に際して言えば、重要なモノで対応しているものはこれくらいかと。
変圧器が微妙なライン
パソコン
これについてはすごく微妙なラインなんですよね。私自身パソコンは普通に使っていたので使えないこともないのですが…多分気になっている人は実は気になっているけど、そのまま使ってるって人も多いはず。
私が今使っているパソコンのアダプタです。
実はずっと日本から持ってきてそのまま使っていたのですが、パソコンの画面が電気を通すたびに暗くなったり、静電気を発するのが気になって「あれ、パソコンって電圧対応してるよな…」と使い始めて半年くらいで気づきました。←遅い。
もうこの時点で十分使えていたのですが、よくよく目を凝らしてみると。電源コードのプラグ部分か、電源コードのアダプタに差し込む部分に「100V~120V」と小さく書いてあったのです。
あ、もちろんアダプタには100~240Vと書いてあります。これは「アダプタからは240Vまで対応しているが、電源コードは100~120Vまでですよ」と言う意味です。電源コードとアダプタ部分は異なることもあります。今回は電源コードが全然対応していませんでした。
カメラ
カメラですが、タイでキャノンのコンデジを購入しました。タイで購入したのでタイで使用する事は可能ですが、日本で使用する時は充電のコードの部分のみ変えます。
これ、PCと同じコードが使用できたので、一緒に使用しています。なので日本から持ってくる場合は、コンセントの差し込む方の電圧のチェックと、充電器(電池をはめる方)のチェックを忘れずに。
※PCの電源コードのみ現地で購入しました。写メをとってこの部分が欲しいと(指を指しただけですが)伝えると店員さんが案内してくれました。←エンポリで購入
変圧器が必要なモノ
ドライヤーやヘアアイロン
特にこの二つに関しては男女問わず必要な人は必要なモノだと思います。そして厄介なのが小さな変圧器や、安い変圧器(1万円以下)の場合変圧器自体が対応していないことも多々あるという事です。
ホテルに常備されていれば何の問題もないのですが、ヘアアイロンは中々常備されていません。
私は日本で家電屋さんに「ドライヤーを使いたくて、変圧器が欲しいんですが」と伝えたところ「あんな重くて高いものはやめた方が良い」止められ「どうしても欲しいなら現地で購入した方が良い」と。正直「欲しいって言ってるんだから売ってよ!なんだよこの店員はーーー!」と心の中で思ったのですが、買わなくて正解でした。
タイに来た当初使用していたヘアドライヤー
「それなら」と店員さんに勧められ購入しました。柄の部分に電圧を切り替えるところがあるので、220~240Vに変え使っています。反対側に切り替えると日本でも使えます。
現地でしばらく住むなら、BIGCやテスコロータスと行ったローカルスーパーなどに行くとか家電も取り扱っていて、ドライヤーもヘアアイロンも安く購入できます!
時間の余裕があるのならば現地で購入するのもいいかもしれません。値段は安いのもあれば日本より高いのもあります。日本と同じメーカーもありますし、有名メーカーもあるので(高いですが)さほど困ることはないかと。わたしはヘアアイロンはバンコクで購入しました。
その他家電製品
日本の家電はほぼほぼ使えないと思った方が良いでしょう。
炊飯器や掃除機などは現地で購入することも可能です。私たちは現地購入しました。日本の製品も日本と変わらない又は安く買うこともできます。
日本から炊飯器を持ってきているという人は、変圧器を通して使っているそうです。もともと炊飯器を持っている人たちは、現地で変圧器を買い、炊飯器を使うのがおすすめです。
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ゲーム機等
ゲーム好きなら、持っていくであろうゲーム機。ちなみに我が家にあるゲーム機で変圧器を通すもの通さないものに分類すると
変圧器を通さない(いらない):PS4・PSP・スイッチ
変圧器を通す(いる):DS・3DS
と言った具合です。DSはアダプタ自体が100V~120Vしか対応していない為、アダプタ(電源コード・ケーブル含む)を海外対応の物に変えるか、変圧器を通す必要があります。この為だけに変圧器を購入しました。
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ちょっとした裏技
裏技とまでは行きませんが、仮に電圧が対応していないものがある場合、USBで充電可能な家電であれば電圧関係なく充電できます。
あとはテレビが薄型だった場合、テレビの左や右側面にUSBがさせるタイプのテレビもあります。ウォークマンはいつもテレビにUSBを挿して充電しています。
まとめ
今使っている家電や、旅行の時持っていくであろう電化製品をざっと出してみました。他特に思いつかないのですが、気になることあれば言っていただけると答えられる範囲なら答えていこうと思います。
タイに旅行に行く際は、コンセント部分の変換プラグは必要ありません。変圧器に関しては持っていくものにより異なる為、持っていく家電の電圧をしっかり確認しておきましょう。
よいご旅行を!
\ タイ到着後すぐに使える /