だいぶご無沙汰していましたが、今日からブログ再開していきたいと思います。いやぁ~やっとタイです!相変わらず暑い!
今回は、
『Ovisa(家族ビザ)』に関する記事!
Oビザは家族ビザです。Oビザを簡単に説明すると「タイで働いている家族(夫や妻)と一緒にタイで暮して行く為に必要な紙」です。長期滞在(1年毎に更新)でタイでの生活が目的な為、Oビザで働くことはできません。
働く場合別途、その業種に合わせた”就労ビザ”を取得する必要がありますが、今回はOビザに関してのみの記事になりますのでご注意ください。
※就労ビザなど、他のビザの場合”集める資料”や”記入方法”が異なりますので、勤務する会社や大使館にお問い合わせください。
この名古屋大使館で取得できる家族Visaでは最大で90日間入れるよう(←名古屋のタイ大使館:90日を超えて滞在する場合は、タイの入国管理局にて長期滞在査証に切り替えが必要とのことです※その際家族証明(戸籍謄本)が必要なので日本から持参して在タイ日本大使館で英文に変えてもらいましょう)
-
在タイ日本国大使館への行き方!戸籍謄本を英文に翻訳してもらいに行ってきました。
続きを見る
ということで、今回は悩みに悩んだ「Ovisa」について書いていこうと思います。
私の場合『夫が現地採用者』だったため、わからないことが多々あり大使館で電話で確認したこと、当日確認したことを書き留めていこうと思います。私は主婦で申請しています。
全体的にかかった時間
※名古屋のタイ大使館は郵送で受け付けていないので直接行かなくてはいけません
まずは航空券を取ってからでないと話が進まないので航空券を取得しましょう!
航空券を取得後イーチケット番号等を夫に連絡し、タイから会社の書類(夫の)を送ってもらいます。木曜日に送ったとの連絡が来て土曜日に届いたので2~3日で到着(国際郵便EMS)
Visa申請から取得までは24日に申請して29日に受け取りだったので、土日祝日を除いて4日程度で受け取りが可能です。申請と同時に引換券みたいなのをもらえるので、受け取りに行くときはその引換券が必要です。※お金は申請日に払います
書類作成に一番時間がかかりました・・・。もう間違えすぎて、なんせ回答部分だけ見本見ながら書いてるもんだからずれるずれる!テストのマークシートあるある。
ということでOVisa(家族ビ)に必要な書類をまとめていこうと思います。
必要書類
※各詳細については、下記に順番に書いていきます。まずは必要書類に簡単に説明します。
1.申請書:テンプレートを印刷して記入
2.写真:2枚(縦4.5cm×横3.5cmのカラー写真)サイズ指定のみ、背景色の指定は無かったですが写真館の人曰く「白や水色が一般的」だそうです。私は水色で撮りました。
3.パスポート
4.航空券:名前、便名、日付が記入されているもの(私は片道のみ買っていたのでそのイーチケットを印刷して持っていきました)
5.英文経歴書:テンプレートを印刷して記入
6.英文会社推薦状原本(日本側の会社の推薦状):夫が現地採用者だったためこの項目は英文身元保証書で代用(テンプレートを印刷して記入)
就労者が現地採用で就職した場合(英文会社推薦状が取得できない)
→英文身元保証書で代用
・身元保証人は、成人で日本定住の方に限る
・身元保証人の印も必要
・身元保証人のパスポートの顔写真部分のコピーを添付
※パスポート不所持の場合 → 運転免許所のコピーで代用可
身元保証人の直筆署名(身元保証書と同
じ署名)が必要
・訂正には、身元保証人の訂正印が必要
英文身元保証書を埋めて、サインの欄と間柄のみ父に書いてもらいました。父のパスポートをコピーしてその用紙にもサインをもらいました。
7.英文会社招聘状原本(タイ側の会社):タイから書類を送ってもらいました。英文とタイ語の書類と夫のパスポート、ビザ、社長さんのパスポートとビザが印刷された紙が届きました(連絡が来てから2~3日ほど到着)タイ語の書類、社長さんの書類はその場で返却されました。※書類の中に書かれている宛名は[Royal Thai Honorary Consulate - General,Nagoya]それ以外は不可
8.戸籍謄本:原本(夫と私のが書かれているもの)
9.労働者のパスポートのコピーと労働許可書のコピー:タイで働く労働者(夫または妻)
10.お金:【single】9,000円 【multiple】22,000円
single(シングル)とmultiple(マルチプル)の違い
申請時にどちらかを選ばなければいけません。multipleの場合は必要書類の「英文会社招聘状原本(タイ側の会社)」からその旨(multipleにする理由)を記載してもらう必要があります。
【multiple】有効期限内なら何度でも入出国が可能(有効)な査証です。
【single】1回のみ入出国が可能(有効)な査証です。簡単に説明すると1回タイに入って、タイから出たらビザが無効になる査証です。1回こっきりの出国したら終わりなので、再度家族ビザで入国したい場合はまたビザを申請する必要があります。1から書類を集めて書いてなんてめんどくさいですよね~。
ということで、査証を維持する方法としてタイから出国する前にリ・エントリーパーミット(再入国許可証)を取得すると、再度入国する際に出国前と同じ査証で滞在許可を得ることが可能です。何度も出入りするならその度にリ・エントリーパーミットを取得するということです。リ・エントリーはHPからも印刷が可能で、事前に記入してから出国するときに空港に持っていきましょう。1月にまた日本に戻る予定なのでまた改めてこの件は書きます。
ざっと必要な書類はこんな感じです。
※詳しくは名古屋のタイ大使館での必要書類はタイ大使館のページ(日本国籍者ノンイミグラントビザ「O」(就労者家族))をご確認ください。
書き方
申請書、英文履歴書、英文身元保証書はすべてテンプレートがあります。見本もあるのでだいたい見本通り書いていけばOK!迷ったところと、大使館の人に聞いて書いたところ、私自身が記入して提出した英文を書いていこうと思います。
テンプレートはこちら→タイOvisa書類テンプレート(ページに飛んだ後、承認ボタンを押すと書類を確認できます)
もう間違えすぎて何枚書き直したことか・・・
申請書
上から順番に・・・
① 右上チェック欄: Non-Immigrant Visa(非移民)にチェック。その下のS/Mはビザの種類です(single=S / multiple=M)
② 名前 ⇒First Name:名前 Family Name:苗字(パスポートに記載されている通りに)・・・MIddle Nameは空欄
※Mr.(男性) Mrs.(既婚女性) Miss.(未婚女性)
③ 旧姓
④ 国籍
⑤ 出生時の国籍
⑥ 出生地 ⇒例Aichi
⑦ 婚姻区分 ⇒ 既婚Married 未婚Single
⑧ 生年月日 ⇒例 05,Jun,1900
⑨ 旅券の種類(⇒Passport)
⑩ 旅券番号:パスポートナンバー
⑪ 旅券発行地:日本は全て東京なので⇒Tokyo,Japan
⑫ 旅券発行日:パスポートに記載してある
⑬ 旅券有効期限:パスポートに記載してある
⑭ 職業:主婦の場合⇒Housewife
⑮ 現住所・電話・メールアドレス:住んでいる日本の家または実家の住所、電話番号、メールアドレス(私はヤフーのアドレスを記入しました)
⑯ Permanet address(本籍地):現住所と本籍地が異なる場合は記入、電話も
⑰ パスポートに併記された子供の氏名がある場合で連れ添っていく場合は、子供の名前、出生地、誕生日を記入(例:Yamada Tarou,Aichi,25 Dec 2013)
⑱ タイ入国日:次に行く時の日にち(航空券に記載されている日にち)
⑲ 渡航手段:⇒Airplane(飛行機)
⑳ 便名:次に行く時の(航空券に記載してある便名を記載・・・タイ航空ならTG、わからない場合乗る飛行機の名前を検索すると出てきます
21.滞在期間:わかっている場合は滞在日数を、私は決まっていなかったので夫の滞在期間と同じ日数を記入しました⇒90daysまたは日付でも可23 Jan 2018
大使館の人曰く「駄目なら切れた時や切れる前とかにまた申請すればいいから~」だそうです。元々の滞在期間が90日間なのでそれ以上滞在する方はタイで再度申請をお忘れなく!
22.前回のタイへの入国日
23.チェックリスト(滞在目的):Otherにチェック⇒To live with my husband in thailand(英文履歴書9番と同じ文章を記載)
24.旅券有効国名:All Countries and area unless otherwise endorsed(見本と同じ文章でOK!)
25.タイ滞在中の住所:タイに住む家の住所、またはホテル名と住所
26.日本での保証人:人物名や社名、学校名とその住所、電話番号。私は英文身元保証人の父の名前と家の住所を記載しました※日本定住者に限る
27.タイでの保証人とその住所:夫の会社名、住所、電話番号を記載(他タイで保証人がいればその人の名前や住所でも可)
28.赤枠部分のサイン(パスポートと同じ漢字)と申請日は記入する
29. 青枠のサインと申請日は記入しない(私はがっつり記入していったのですが、書かなくていいと言われその場で二重線で消しました)
申請書は以上です。
英文履歴書
1.名前、苗字
2.国籍
3.職業 ⇒ 主婦Housewife・無職None(特に何もなければ主婦で良いと思います)
4.出生地
5.生年月日 ⇒例 05,Jun,1900
6.現住所、電話番号:今住んでいる日本の住所
7.本籍地
8.最終学歴:大学名、高校名等
9.渡航目的 ⇒【Ovisaの場合】 To live with my husband in thailand(意味:タイで夫と一緒に暮らすため)
10.タイでの予定滞在期間:予定も決まっていなかったので大使館の人に相談したところ夫と同じ期間を記入しました。タイの会社から送られてきた書類の中に書いてあった多分これっぽいなと思われる日付・・・(笑)
11.婚姻関係 ⇒ 既婚Married 未婚Single
12.犯罪歴:なければNone
13.タイでの滞在先の住所
14.日本での保証人(人物名もしくは会社名、学校名)とその住所:私は身元保証人の父の名前と家の住所を記載※日本定住者に限る
15.タイでの保証人(社名・学校名)とその住所:夫の会社名、会社の住所、電話番号を記載(他タイで保証人がいればその人の名前や住所でも可)
あとは自分のサインと、記入日を記載して終了!
英文身元保証書
① 名前
② 苗字(新姓)
③ 最終学歴:大学名・高校名
④ Course:学部
⑤ タイの会社または学校名:夫の会社名、住所、電話番号を記載
⑥ 入国目的:英文経歴書9番と同じ⇒To live with my husband in thailand
⑦ タイの到着日:航空券で確認してください
⑧ 滞在期間:申請書21番、英文履歴書10番と同じ(あまり深く考える必要はなさそう)
⑨ 保証人の名前(英語、フルネーム)
⑩ his/her:丸つけなくてもいいそうです
⑪ single / multiple ⇒Visaの種類です。特に決まってなければみんな『Single』
⑫ 保証人の著名(漢字):唯一父の直筆してもらった場所です。※印鑑貰うのを忘れずに!
⑬ 続柄(英語):何気にここ迷ったのですが、保証人から見た私との続柄だと思います。
⑭ 保証人の連絡先:Address⇒住所 Tel⇒電話番号
以上が必要書類になります!
わからない部分や不安な部分は大使館に行って直接聞きながら書くこともできたので、不安な方はそれもおすすめします。
そうそう、このことを調べていたら「90日レポート」というものを発見しました・・・なんじゃそりゃ~!!!って感じですよね~。
なんでもタイに連続3か月以上滞在するすべての外国人はこのレポートをタイに提出する必要があるようで。レポートとか大学以来だし家でだらだらしてることしか書けない!むしろ英文なんて書けない!と思っていたらそうゆうレポートではないみたい。良かった。
この件についても後日記事にしようかと思います・・・が、今回は3か月も居ないのでレポートの提出はなさそう。
タイ王国名古屋名誉総領事館
HP:タイ大使館(名古屋)のホームページ
住所:名古屋市中区錦三丁目6番29号(興和ビル1F)
最寄駅:地下鉄桜通線「久屋大通駅」3番出口から徒歩2~3分
地下鉄東山線「栄駅」2番出口から徒歩2~3分
電話番号:052-963-3451(午前 9:00-12:00 / 午後 13:00-17:30)
※土・日・日本祝祭日を除く
申請受理時間:午前10:00-11:30 / 午後 13:30-16:00
※土・日・日本祝祭日を除く
ビル入ってすぐに受付の方がいるので「タイ大使館に」と伝えると教えてくれます。と言ってもその受付嬢の居るすぐ左手側(エレベーターと受付嬢の間)の扉なんですけどね!