10月をもってAAAタイ語学校の受講が終わりました。スピーキングからタイ文字まで、とりあえず終了です!
ここの学校は”タイ語でタイ語を教える直説法”を採用している学校。タイ語わからないのに、タイ語で教わるの!?と思いハードルが高かったのですが、思いのほか楽しく終えることができたので、実際授業はどんな感じなのかを書いていこうと思います!
※2018年8月現在は、英語で教えているそうです。当時の様子を書いている記事なので、授業見学に行かれてみてください。
AAAタイ語学校の特色
AAAの特色を大まかに分けると。
✔ タイ語で教える直説法
✔ 生徒が多国籍
✔ 学生・留学生のEDVISAあり
✔ 短期間で習得可能(5ヵ月間でタイ文字まで受講できる)
✔ 少人数制
ちなみにグループレッスンは3名揃わないと開催されません。スピーキングはいつも人が多いので開催されやすそうですが、ライティングは開催されたりされなかったりなのでオフィスの方に聞いてみてください。
授業料が安い!
タイ語学校の中ではかなり安い学校だと思います。わたしは、1コース60時間の1日3時間×週5で受講料7,000Bに教科書代500Bの計7,500Bかかりました。このコースだとスピーキング(計3コース)が3ヵ月で終了します。
★平日のグループレッスン
時間帯 | スケジュール | 期間 | 受講料 |
9:00-11:50 | 週2 | 10日間(30h) | 6,000B |
13:00-15:50 | 週2 | 10日間(30h) | 6,000B |
13:00-14:50 | 週3 | 15日間(30h) | 6,000B |
9:00-11:50 | 週5 | 20日間(60h) | 7,000B |
13:00-15:50 | 週5 | 20日間(60h) | 7,000B |
★土曜日のグループレッスン
時間帯 | 時間/日 | スケジュール | 期間 | 受講料 |
9:00-11:50 | 3時間/日 | 週1 | 15日間(45h) | 15,000B |
13:00-15:50 | 3時間/日 | 週1 | 15日間(45h) | 15,000B |
★プライベートレッスン
曜日 | 時間帯 | 受講料 |
月-金 | 9:00-16:00 | 450B/時/人 |
月ー金 | 7:30-20:00 | 600B/時/人 |
土 | 8:30-17:00 | 600B/時/人 |
先生やクラスメイトや教科書は?
先生は人によって教え方が異なります。進み方は教科書通りに進んでいきますが、教科書はほとんど開きませんでした。笑 リスニング用音源をもらえるんで、教科書はあった方がいいです。
スピーキングは発音記号のみ記載、ライティングはタイ文字のみが記載されています。単語に少し英語の意味が書いてありますが、文章には書いてありません。
一応授業中は、英語日本語禁止でタイ語のみの使用です。辞書や携帯も禁止です。なので、休み時間になると「あれ、どういう意味?」とクラスメイト同士で教え合う感じに◎
クラスメイトは、色々な国の方たちが居ます。わたしが受講していた時の初級1,2はほとんど日本人ばっかりだったので、毎日顔を合わせるためか比較的みんな仲が良かったと思います。
受講する時期により異なると思います。他のクラスを覗いてみた時は日本人1人に、あとみんな外国人なんてクラスもありました。フェイスブックにクラスの写真が載っているので気になる方は見てみるといいかも。
タイ語をタイ語で教えるって?
先生は教えた単語と文法のみを使って話をしてくれます。なので進めば進むほど、先生の話してる内容が濃くなっていく感じ。聞き取れる時もあれば、全然聞き取れない時もあります。先生も英語は全く使わないので、100%全部理解できるかと言われれば、できてません(笑)
単語の場合は、写真を見せてくれたり、現物を見せてくれたり、実際の動作で見せてくれます。少し進むと文法が増えるので「こういう時に必要」「こういう時に使う」など色々な例を交えて教えてくれます。
文法の場合は、先生がストーリーを話してくれます。なりきって話してくれるので、雰囲気やニュアンスでわかることも多いです。簡単なタイ語かつ習ったことのあるタイ語のみを使用していくので思いのほか不自由はないかと思います。
英語で教えてくれるタイ語教室は英語を理解していることが前提なので、英語ができないと結構厳しいです。タイ語はみんな知らないってことを前提に話してくれるので、その点においては直説法の導入は思っている以上にやりやすいのかもしれません。
わからない時は「○○がわかりません」と言うと、色々な例文を使って教えてくれます。結果わからない時があって「あ~うん、カオチャイ(わかりました)」となり、家で調べます。授業後に聞くこともOK◎
タイ語を始めて1からやるって人がほとんどなので、スピーキングは同じレベルの人たちで楽しくできました。意外にタイ語もすんなり入ってくるし、先生が色々な例えを作ってくれるので理解できるのかなーっと。
会話形式から、ストーリー作成になったりとレベルが上がるのですが、同じクラスメイトの人たちはみんなできてたので、毎日やっていると自然とできるようになるんだと思います。
授業はどんな感じなのか
どのタイ語学校もだいたいそうですが、タイ語を話すのとタイ文字を書くのはコース別に分かれています。
スピーキングの授業の様子
席は話しやすいように黒板を前にしてコの字型になっています。
教科書は、会話文(二人の会話)+基本文法+単語帳が記載されています。単語帳は英語の意味がかいてありますが、会話文と基本文には発音記号のみで意味は書いてありません。その日の授業で習った単語や文法で、教科書に書いてある会話文は読めるようになっています。
★スピーキング1
初めの何日かはずっと発音練習をしていました。発音練習をしてから、今日の単元をやるって感じです。初級1では、先生が黒板に発音記号で例文を書くので・・・
A:あなたの名前はなんですか?
B:私の名前は○○です。
A:あなたの名前は○○さんですか?
B:はい、そうです。私の名前は○○です。/いいえ、違います。私の名前は○○です。
これに当てはめて、隣の人に聞いていきます。これを彼女にかえたり、彼にかえたりしながらひたすら全員に振っていきます。例文が変わっても(例:これはなんですか?や、10分休憩の時あなたは何をするのがすきですか?)下線が引かれている部分に、習った単語いれていけばOK◎
お隣さん同士でやるというよりはクラス全員に対して「○○さん!」と呼んでから質問する感じなので、みんなが聞いています。これを何度も繰り返しやるので、覚えるというよりは刷り込みですね。授業の8~9割はタイ語で話している感じになると思います。
次の日も初めの30分~1時間は前回の復習からスタートするので、毎日毎日反復練習!
★スピーキング2
初級1では1つの文法で質問→回答といったような感じでしたが、初級2ではさらに文法を使った文章や長文のストーリーを作っていきます。その場で作ったり、宿題で作ってきたりして、みんなの前で発表します。もちろんタイ語で。
たまに先生に伝わらなかったり、意味を勘違いして使ってる場合に「こう使いたい」って時があるんですが、その場合は先生にタイ語で説明します。
「もし○○なときに、○○したい」というような、知ってる単語と文法を駆使して先生に伝えます。割かし同じクライスメイトが先に理解してくれて、先生に一緒に説明してくれたりしてました。わからないことがあっても怒られたりしないので、気負いなくやっていくのがいいと思います◎
★スピーキング3
初級3は初級1、2の応用です。短い文法同士をくっつけて長い文章に変えていきます。~してから~する、~する前に~するというような、日常的によく使えそうな自然な文法が多いイメージ。
最後にはみんなでゲームをしました。単語カードを引いて、それをタイ語でみんなに説明するといったもの。単語を覚えているのももちろんですが、タイ語で説明するのが結構難しかったです。
ライティングの授業の様子
ライティングも変わらずコの字型で座ります。ライティングは書くのがメインなので、タイ語で話すことはガクッと減りました。とにかく毎日の宿題の量が多めです。
ライティングは全部で4コースありますが、2コースを受けると基礎が終わるのでタイ文字は読めるようになります。わたしは1,2のみ受講して、残りは参考書を買って勉強していますが、単語の意味はわからなくともタイ文字は全部読めるようになってます◎
★ライティング1
日本語で言う「あいうえお」を1ヶ月間かけて覚えていきます。その文字を使った単語や読み方も覚えていきます。教科書にずら~っとタイ文字が書いてあるので、順番に一人ずつ読んでいって、先生が直してくれるという感じ。
毎日授業の初めに復習と小テストがあります。小テストは単語や文章の書き取り問題で、先生が文章を言うのでそれをノートにタイ文字で書いていきます。1コースで2回本テストがあります。
読めなくても大丈夫◎何度も「あ・・お・・・おっ・・・」みたいなのはありましたが、先生も周りの人も笑ってくれて和やかな感じでした。
授業中も、宿題も書く量が多めです。宿題は毎日あります。
★ライティング2
ライティング2では新しい文字は少なめです。1個1個の文字が単語になった時に新しい読み方になるというような、変則的な読み方を習っていきます。ライティング2では長い文章や、会話形式の文章も読めるようになってます◎
良かった点
タイ語しばりなので、否が応でもタイ語を使わなきゃいけない環境はありがたいなと思いました。ここの学校は文法に厳しいので、単語だけでしゃべろうとすると先生が直してくれます。
わからないことがあると「なにがわからないの?」とか先生がわからないことがあると「先生がわからないから説明して?」とタイ語を話す機会が結構多かったイメージ。途中何度か嫌になったり苦痛になったりした時はありました(笑)
文法を使ってタイ語を話すという習慣が身に付きやすい学校だなと思いました。
不満点
不満ではないですが、日本人の日本語の微妙なニュアンスの違いはやっぱりわかりません。
色々本を読んで最近分かったことなんですが、例えばタイでは「される」という受け身は殴られたなどの直接的被害を受けることのみに使われます。日本語だとそうではないですね。なので「これ使えるかなー」と使うと「え?」って言われることがあります。
タイと日本の違いが言語では多いなと思いました。「~な時」って言葉だけでもタイ語は何種類もあります。日本語で教えてくれる学校はきっとこういったニュアンスの教え方はうまいと思います。
たまに壮大な勘違いをしている時とかもあって、後々わかることも多かったです(笑)
わたしが受講していた時は日本人が多かったので、英語が飛び交うことは全くありませんでしたが、外国人が多いと英語がよく出てくることもあるそう。友達同士で教え合うこともあるので、ライティングがそうだったんですが、授業を止めてまで会話されたときは本当辞めて欲しかったですね。
まとめ
今回はAAAタイ語学校のレポでした♡
今まで何校か通ったんですが、結果的にこの1校行けば十分だなと思える学校でした!まめおにもタイ語上達したねと言ってもらえるまでになりました!
初級2からは先生の話すスピードもグンとあがるので、リスニング力はかなり上がった気がします。問題はタイ語学校が終わるとめっきりタイ語を話す機会が減ることですね。継続的にタイ語を話せる機会が多いことが上達のコツのような・・・。
会話メインの学校に通ったり、文字をさらに勉強するのもありかも。体験レッスンがあるので気になる人は1度受けてみてもいいかもしれませんね!
➡ バンコクのタイ語学校|AAAタイ語学校
➡ これからタイ語を勉強したい人におすすめの教材本と選び方
[AAAタイ語学校]
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