妊娠・出産・産後

バンコクで陰嚢水腫と診断され手術するかしないかでセカンドオピニオンした話

こんにちは。

いつもとかわりまして、タイトル通り「男の子のおたま事情」のお話です。

お玉お玉と何度も言います、ご了承ください。

ーーーーーー

書くか書かないか悩んだんですが、ここに至るまでにこのお玉事情を相談できる相手がおらず、他の人はどうしてるのかかなり悩み苦悩したので、同じようにバンコクで同じ症状で悩んでいる人が居たら参考になればなと思いかきました。

男の子にはわりかしよくなる症状で1歳には95%の子が自然治癒するので、定期的な検診でOKなのですが、、、

水腫発見から見分け方、何度も言われた普段注意すべきこと、診断からセカンドオピニオンにいたり、信頼できる先生に出会えた話を書いていきます。

詳しくは目次をご覧ください。

陰嚢水腫とは

お玉の袋に水が溜まっていくこと。

通常だと産まれる前に閉じるはずだった部分が閉じずに産まれてきてしまって、そこから水がお玉の中に入ってきてしまう症状です。男の子で特に乳児や赤ちゃんに多いらしい。

鼠蹊ヘルニアと見分けが難しいので、発見したら小児にかかるのがいいとのこと。わたし達は2ヶ月の健診で発見しました。

2ヶ月健診で水腫の発見

生後2カ月の健診で、お玉に懐中電灯を当てたところ、お玉全体がぼわっと明るく光っていたため

「陰嚢に(いわゆるおたまの袋)水が溜まっているから、このまま外科の先生に見てもらって」

と言われました。

水腫の可能性がある場合

★片方のお玉に懐中電灯をぴったり当てると、水風船に懐中電灯を当てたような感じでボワッと全体が光を帯びます。身近なものだと、ペットボトルに懐中電灯を当てた感じに見ていました。通常の場合は、全く光りません。

★お玉の左右の大きさが異なる。

左右の大きさの違いは、実はおむつを変えるときに左右大きさ違うんだなって思ってましたが、こういう物?個性なんだと思ってました。息子の場合、見るからに大きさが違うのと、今1歳の頃の小さくなったお玉を思えば、結構肥大してましたね。当時は絶対気づかない。

1歳までに閉じなければ手術をしましょう

初めに見てもらった外科の先生からは

「1歳までにはだいたいの子が自然に穴が塞がるのです大丈夫です。しかし1歳になっても穴が閉じなければ手術をします。」

と言われて、3ヶ月おきくらいに再診してもらい、その時その時の状態をチェック。

1歳1か月の検診で結局閉じてなくて、手術の日程を決めて下さいとなったのです。

不信感と不安

この1年どんなにネットで検索をかけて調べても"1歳すぎて穴が閉じなければ手術をします"というのしか出てこず、手術するしかないのかと思ってましたが、、、

いざ1歳になって手術が間近になったら、1歳児に全身麻酔までして手術をしなければいけないことなのか、日本の医療だとどうなのかということが気になり出しました。やっぱり避けられるものは避けたいですよね。

そもそもこの先生がやたら毎回手術手術って言うのと、今朝も1件やってきたからとか、毎回お玉の状況を覚えててくれないことにちょっと不安や不信感があったのも事実。

日本だとどうなのか聞く機会に恵まれる

ちょうどその時にサミティベの小児セミナーが開催されて、帰りに日本人の先生の判断を聞く機会があり、さらに他のタイ人医師からもお話を聞け、新しい外科の先生を紹介してもらいました。

この段階で日本の小児科のお医者さんからは

「陰嚢水腫なら1歳児に全身麻酔の負担とリスクを考えると今はまだしなくていい」

タイ人の小児科の先生(日本人に人気の先生)も同じく

「しなくていい。水腫以外に何か他の要因があるなら別だけど」

「外科の先生は誰?女の先生に診てもらって」

ということで、後日タイ人先生から紹介してもらった外科の先生の所に行ってきました。

セカンドオピニオン

新たに紹介してもらったニラモン(Niramol)先生に診てもらうと

「2歳までは自然に穴が塞がる可能性がまだあるので、2歳まで待ちましょう」

「お玉の袋もだいぶ小さいので様子をみましょう」

という結果になりました。

2歳を過ぎると自然に塞がることはないそうで、その後ヘルニア?だったけな。とかの可能性も出てくるので、2歳を過ぎても閉じなければ手術をして穴を閉じることになりました。

ニラモン先生も、全身麻酔のリスクを考えると小さくなってきているし、まだしなくてもいいという判断でした。

わたし達夫婦も、先生が親身になって話を聞いてくれたのと、しっかり診てもらえたこと、説明をちゃんとしてもらえて印象がとても良くて、納得して「この先生に任せよう」と思いました。もっと早めにニラモン先生に見ててもらえたら、あんなに毎回病院にいかなくて良かった気がする。と今更ながらに思う。

出会う先生って本当大事だなと。

同じ院内でも先生によって考え方や処方の仕方、手術の意向は異なるので、先生を変えるのもいいかと思います。他のタイ人先生から見て「あーその人は」みたいなのもあるみたい←これはよく聞く

日曜日しか居ませんが、女医の先生です。”日曜日に居る外科の女の先生で“でも予約が伝わります。

診察時に毎回聞かれる注意しておきたい日常のポイント

水腫の場合、お玉が膨らんだり小さくなったりします。日常見るべきポイントは

  • 熱を出したときに大きくなる、腫れる
  • 泣いたときに大きくなる、腫れる
  • いつもより大きくなっている、腫れている

この場合は、すぐに病院へ来るように言われました。

正直腫れるとか、大きくなるっていうのがよく分からなくて、、、水が張ったようになるそうです。

普通の状態だと何にも入ってないときはペタっとしてるか、ギューッと収縮してるんですよね。←でも正直他の子のをみたことがないから、これが通常なのかはわからない。

サミティベート病院には小児科に日本人先生がいる

サミティベート病院に受診しているので、他の病院がわからないんですが、小児セミナーで

「もし困ってわからなくなってしまったら、高槻病院の南宏尚先生が駐在しているので相談してみて」

と教えてもらいました。受付で予約できるそうなんですが、どうしても不安で困ってしまったら相談してみてもいいかもしれません。

手術代を保険でカバーしようと思ったらまさかの盲点

我が家はタイの保険に入っています。

タイの保険の場合、タイの保険会社に問い合わせて保険が適用か、いくらまで出るかっていう確認を先に取る必要があるみたいで、手術はその後日程を決めてくださいとなりました。(これが結果考える余地ができて良かったんだけど)

が、問題は保険会社から

「保険を受け付けた日が、水腫が発見される後だったため保険は適用できません」

との回答が帰ってきました(泣)

手術と入院代は12万baht〜13万baht。

皆さんも保険に入るタイミングが大事!!!

 

ということで、お玉の事情の記事でした。

ひとまず2歳まで延長戦です。早く閉じますように。

2020/3/1

バンコクで陰嚢水腫と診断され手術するかしないかでセカンドオピニオンした話

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まめこ

バンコク生活7年目。1児の母まめこです。2018年にバンコクにて男の子を出産。大好きなカフェ巡りや、最近では子どもに関することなど更新中。
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